メインビジュアル背景

環境への取り組み

いつかこの木の下で、みんなでお花見をしよう
TOP > CSR・環境 > 環境への取り組み

フラワーバンク

本年もフラワーバンクの開催ができ、事務局スタッフ一同、ご参加・ご協力いただいた皆様には大変感謝しております。 平成16年より始まった活動も年を追うごとに参加者が増え、潤いのある街づくりをテーマとした活動がようやく定着して、実を結びだした感があります。近年、環境問題が新聞・ニュースなどで取り上げられ、次世代に対する責任が強まる中、少しでもこの活動が関心のある方の活動の手助けになれば幸いです。

事務局で13年前に植えた桜の苗は、去年も花を咲かせ小さなサクランボの実を一昨年より多く実らせることができました。先着100名さまにお配りさせて頂いた苗木も同じように皆様を楽しませてくれていることでしょう。フラワーバンクは、参加された皆様の手で、一年で100本、十年で1000本の桜(サクランボ)の木を、この地域に植えて行きたいと考えてきました。フラワーバンク事務局では、去年までに1225本の桜をこの宇陀の地に配布させて頂きました。宇陀の千本桜なんて、ちょっと観光名所みたいですが、この広域な街に1000本、2000本、3000本と、末永く趣旨に理解して頂ける方々の輪が広がっていくことを夢見ています。

次回開催予定日2021年4月17日(土)
受付時間AM10時 ~ PM3時まで
受付会場奈良県宇陀市大宇陀大東203-1
植平工業(株)内フラワーバンク事務局
お問い合わせTEL:0745-83-3011
先着100名様にサクランボの苗木をプレゼント
(たくさんの方にご参加いただけるよう、苗木はご家庭に1本とさせていただきます)
新型コロナウイルス感染症対策として、ドライブスルー形式で苗木をお渡ししますので、お車からお降りにならないようお願いいたします

フラワーバンクとは?

01
参加いただいた方々に花の種を無料配布
02
配布した種子を育ててもらい、収穫された種を回収
03
回収した種を翌年のフラワーバンクで再配布

趣旨に賛同いただける方々からの花の種も募集しています。また同時開催として、世界一ひまわりコンテストの受付を行います。コンテスト入賞者には園芸用品商品券をご用意しておりますので、多数のご参加をお待ちしております。また、緑の募金にも参加していますのでご協力頂けると幸いです。

フラワーバンクものがたり

「いつかこの木の下で、みんなでお花見をして楽しもう。」 ひとりの少年が思いつき、荒れ果てた荒野に一本の苗木を植えました。
そして、翌年の春、その桜の木に花が咲きました。

あたたかくなると、冬眠していた動物や昆虫たちが、目を覚まします。
寒い寒い冬を生き耐えたミツバチもそのひとつで、春になり目を覚ましました。
クンクン…「なんだか甘くてあったかい春の匂いがするぞ。」
目を覚ましたミツバチたちが次々とあちこちを飛びまわっています。
すると一匹のミツバチが少年の植えた桜の木に気づき、仲間たちを呼びました。
「おーい!春の匂いはここからするぞー。」するとたくさんのミツバチたちが桜の花に群がり、甘い蜜を吸いました。

ある日、少年は桜の花を見にやって来ました。
するとミツバチの大群が少年のまわりを飛び交い、その大群を率いる女王バチがこう言いました。
「私たちは、食料のない寒い寒い冬を生き耐えました。春になり目を覚まし、最初にありつけるごちそうが桜の蜜です。桜を植えてくれてありがとう。また秋まで、たくさんの花の蜜を吸い、力をつけ、植物に身をつけるお手伝いをがんばります。」少年にそう伝えると、大群とともに去って行きました。

しばらく後に、桜の木にたくさんのさくらんぼが実りました。
クンクン…「なんだか甘酸っぱい春の匂いがするぞー。」鳥たちがあちこち飛びまわり、甘酸っぱい匂いがどこからしているのかを探しています。
すると一羽の鳥が少年の植えた桜の木に気がつき、仲間たちを呼びました。
「おーい!甘酸っぱい匂いはここからするぞー。」するとたくさんの鳥達が桜の木にやどり、さくらんぼをついばみました。

ある日、少年がさくらんぼを見にやって来ました。
すると鳥達が少年のまわりを飛び交い、一匹の鳥が少年の肩にとまりました。
少年と鳥は目が合い、鳥がこう言いました。
「私たちは、食料のない寒い寒い冬を生き耐えました。あたたかくなり最初にありつけるごちそうが、さくらんぼです。桜を植えてくれてありがとう。私達は今から各地に飛んで行き、食べたサクランボの種を落としてきます。そうすると、来年にはまたあちこちで桜が芽吹いて花が咲き、あなたたち人間を楽しませてくれるでしょう。」
少年にそう伝えると、鳥たちはあちこちに飛んで行きました。

数年後、鳥たちが落としたサクランボの種が成長し、花を咲かせ、その木の下で少年はお花見を楽しみました。
いつしか…年月は流れ、荒れ果てた原野は数千本の桜で埋め尽くさんばかりの森となりました。
そこは昆虫や鳥たちの憩いの場所となり、桜の花の時期には沢山の人達が花見に訪れるようになりました。

家族でお花見に来ていた子供がこんな事を言いました。
「こんなに沢山の桜の木をいったい誰が植えたんだろう?」 近くで一人お花見に来ていた老人が、ゆっくりと振り返り穏やかに微笑みました。

あなたの近くにある桜の木にも、もしかするとこんな物語があるのかもしれませんね。

工場内での環境への取り組み

太陽光発電システム

環境への取り組みの一貫として、工場棟及び事務所棟の屋上に合計120KWの太陽光パネルを設置し、全社的にCO2の排出削減に取り組んでいます。システム設置により環境負荷低減効果が期待できるとともに、屋根に設置したパネル自体に太陽熱遮断効果があるため、工場内の温度上昇を抑制し、熱中症の予防にもつながります。

LED照明の導入

事務所及び工場内に設置された全ての蛍光灯のLED化が完了し、現在工場内水銀灯のLED化を進めています。消費電力削減による省エネ化のみならず、安全面や品質面においても大きな効果が得られています。

事務所棟の二重窓化

事務所棟の窓を二重窓化し、窓ガラスやサッシ隙間からの熱の出入りを抑制することによって、夏と冬の冷暖房効率が上がりました。断熱効果による省エネ化が進んだことに加え、結露防止や遮音効果もあり、今まで以上に快適な環境で業務に取り組んでいます。

果樹園での植生活動

工場敷地内に設けた果樹園において、社員一人一人が苗木を植え、その成長を日々見守っています。草刈りや肥料の散布等、全社員で果樹園の手入れを定期的に行い、環境に対する意識向上に取り組んでいます。

^